協会便り   2018年3月号

ティータイム・ギターコンサート

 

2月は「平昌オリンピック」の話題で盛り上がり、出場選手の素晴らしい奮戦ぶりに大いに元気をもらった。3月になり、吹く風にもゆるむ春の気配を感じる日が多くなってきたようだ。最近は、用事を兼ねて夕方に歩くことも多いのだが、コンクリートの割れ目からひょっこり顔を出す小さな草花に嬉しい春の兆しが感じられる。

 

さて、3月18日(日)には「ティー・コン」が開催される。第7回の9月の「ティー・コン」が終わった段階からすでに発表曲を決め、目標曲に向けての練習に励んでいる生徒さんもいる。「ティー・コン」が、皆さんの日ごろの練習の発表の場として定着してきていることを嬉しく思う。今回は、いつもの挑戦者の他に新しいメンバーが申し込んできている。フルートとギター「ギ・フール」の会のメンバー3人である。新しい仲間がこの会に馴染み、リピーターとなって長く活躍してくれることを大いに期待したい。

 

今月の「ティー・コン」の出場申し込みの締め切りは、3月11日(日)である。会場の関係で、16組で締め切りとなっている。挑戦される方は早めの申し込みをお願いしたい。

恒例になりつつある会長による「結びの一番」は、アルベニスの「朱い塔」の予定である。11月の録音及び「サンアート コンサート」に向けて、弾き込みの途中の演奏ではあるが、皆さんの曲想創りの参考になれば幸いである。

 

 

 さて、来月4月22日(日)には、「日本ユニバーサルギター協会」の団体会員である「合奏団アンダンティーノ」が、毎年小牧で行われる「ギターアンサンブルの集い」に今年も出場する予定である。

曲目は、アルベニスの「コルドバ」と、ハンデルの「サラバンド」の2曲である。2曲とも、月1回の合同練習で1年かけて仕上げてきた力作である。「小牧ギターアンサンブルの集い」では、中部地方を中心に活躍する各団体が自慢の曲をもって出場するため、独奏曲とはまた一味違った音の重なり合いが楽しめる。「アンダンティーノ」は、それぞれパートごとのギターの音色が美しいと参加した皆さんから嬉しい評価を頂いている。メンバーが音の響きを大事にしながら熱心に仕上げてきた2曲が、参加者の皆さんの心に届くことを期待している。今回は、メンバーが一人増え10人での参加となる。

                        2018.03.01

                          事務局